離職票が発行されるまでの期間

早速ですが、まず初めに失業してしまった際、

自分がどうしたのか、どのように動いていったのかの

第一段階についてお話しします。

 

正社員や、契約社員、一部のパートタイマー等、

条件を満たした働き方をしている方は、雇用保険社会保険の加入などを

されているかと思います。

 

実際の手続きを行うにあたって、

まずは会社から発行される

離職票が必要になるのです。

 

この離職票は、〇月〇日に保険の資格を喪失しましたよ、

等といった重要な事柄が記載されている書類であり、

 

会社は従業員に求められた場合、必ず発行しなければならない物でもあります。

 

さて、この離職票

退職には大きく分けて2パターンが存在します。

それは、自己都合と会社都合です。

 

一身上の都合で退社させていただきます。

これは自己都合

 

君は〇日付で解雇です。

これが会社都合となりますが、注意してほしい点が一つ。

自ら退職届を出した場合でも、条件を満たしている場合

会社都合の退社となるケースがあるのです。

 

例えば、私のように会社から振り込まれるはずの給与が遅れていた場合。

そんな会社いつまでも続けていくのは不安で退職したいと思うはずです。

 

〇日に給与を支払うという契約をして会社に勤めており、

期日までに支払われなかった月が数か月あった場合、

自ら退職したとしても、退職理由が会社都合になる可能性があるということです。

※詳細な条件に関しては、厚生労働省の総合労働相談コーナーという窓口があるので、

 退職前に確認を取っておきましょう

 

前置きが長くなってしまいましたが、

離職票に記載された退職事由については改めて記事にするとして…

 

この離職票は、会社が滞りなく手続きをしてくれた場合、

退職日から2週間ほどで届きます。

 

離職票がないとできない手続きはたくさんありますが、

発行されるまでの期間、もったいないと思うのであれば

色々と調べたり問い合わせしてみるといいかもしれません。

 

私のケースですと、12月末日での解雇が決定したのが12月中旬。

離職票が手元に届いたのは1月中旬でした。

 

この期間、私は自治体の職業訓練が気になり、

ハローワークへ問い合わせを行いました。

 

昨今のコロナ禍を鑑み、まずは電話で…

 

12月下旬

私「12月末で解雇になる予定なんですが、それでもご相談は可能でしょうか?」

 

 

 

職員の方「問題ありませんよ!」

 

 

 

なんと、退職前でもいいのか!解雇が決定した時点で相談すべきだった…!!

私の中で、ハローワークは完全に失業した状態で行くところという

考えがあったため、就業中でも問題ないというのは衝撃でした。

 

事実この後複数回ハローワークへ通うことになるのですが、

声の大きな相談者様が、

「数か月後退職を検討している」

という相談をされていて、珍しいケースではないんだと驚いたことを覚えています。

(盗み聞きはよくない、だけど聞こえてしまったんだぜ。)

 

自主退社で有給取得中、突然解雇を言い渡されて毎日が休みになった方、

いろんなケースがあると思いますが、

まずは自治体の役場、労働基準監督署ハローワーク

様々な機関への相談、問い合わせをすることで

就職活動やその後の手続きがスムーズになると思います。

 

急な生活の変化に戸惑い、気分が落ち込みもしました。

(唐突に失業して給料未払いのままトンズラされてるので!)

昼間からお酒を飲んで、好きな時に寝て起きて…

だけど私は元々ブラック体質であったため、

本当に何もしない日常に不安を抱き、数日休暇を堪能した後、

少しずつ手続きの準備を行っていったのでした。